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アニメ『アクダマドライブ』の放送を終えて想うこと

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2020/12/25 16:17

小高和剛

ゲームクリエイターの小高です。

10月から放送していた『アクダマドライブ』が無事に終了しました。その感想などを書きたいと思います。

『アクダマドライブ』全12話が、無事に放送終了しました!

最後まで観てくださったみなさん、本当にありがとうございます!
まだ観てないみなさん、これからよろしくお願いします!

500イェンあげるから観てね。

企画のスタートが2014年だったので、6年にも及ぶプロジェクトがようやく一区切りとなりました。
もちろん、その間ずっと『アクダマドライブ』のことだけを考えていたわけではないですが、それにしても6年は長かったですね。

そして、色々ありました。
当初は7月から放送開始だったはずが、コロナの影響で10月に延期になり、しかもその10月がメチャクチャ人気出そうなアニメばかりずらりと並んでいて、「マジか…」と思いました。
けど、結果的にはそれなりの存在感は出せたんじゃないかと思っています。
特に海外(欧米や中国)の反響は凄まじく、それぞれの配信サイトでは、常にトップ5に入っていたそうです。
観てくれたお客さんの反応も非常にいいので、放送自体は終わりましたが、今後の映像ソフト版発売に向けて、もっともっとファンを増やしていきたいと思っています。

この『アクダマドライブ』の原案を考える時、最初に意識したことは3つほどありました。

「90年代クライムムービーのようなアニメ」

「かつての深夜アニメっぽいアングラ風味のアニメ」

「海外にも受けるアニメ」

キャラクターを立たせることは当然として、この3つを成し遂げるべく考えたのが『アクダマドライブ』の原案でした。
そこは、企画立案時からブレてないかなと思います。

という訳で、僕は『アクダマドライブ』にシナリオ原案として、
そして小松崎にはキャラクター原案として、
TooKyoGamesとしては、ぴえろさんと共に原作として関わらせていただきました。

まぁ、頑張ったのは最初の方だけですけど。
実際ここ2年でやったのは監修作業くらいで、すべて制作スタッフのみなさんにお任せでした。

そもそも、オリジナルアニメの原作原案なんて、“スタッフのようでスタッフではない”なんだか微妙なポジションです。
企画スタート時は、たった1人でアイデアを考え、それをプロデューサーと相談しながら作っていきます。
本当に企画が進むかもわからないので、非常に孤独です。
実際、この段階で潰れるアニメ企画はメチャクチャ多いです。
その後、監督や脚本家が入ってきて、最初に作ったプロットや世界観設定を元に、みんなでシリーズ構成(全12話のプロット)を詰めていきます。
オリジナルアニメだと、ここも非常に時間が掛かるところで、これまたこの段階で潰れるアニメ企画も多いです。
それからシナリオ作業に移っていき、その後のコンテ作業くらいから、関わるスタッフも一気に増えて、アニメ制作は本格始動していきます。

この段階になったら、もう原案のやる事なんてなにもないので、作業からはフェードアウトしていきます。
特に、今回の『アクダマドライブ』に関しては、田口監督の才能にすべてお任せして、僕は余計な口は出さず、監督の自由に描いて貰うことになりました。(結果的に大成功!)

という訳で、原作原案者というのは、本格的な作業がスタートすると同時に、いなくなるポジションなのです。
関わり方によっては、もっと早く離脱してしまう場合もあります。それこそ、シリーズ構成や脚本家が入ってきた段階で抜けることもあるんじゃないでしょうか。
僕が言った“スタッフのようでスタッフではない”とは、そういう意味です。
アニメはみんなで作るものだけど、みんなが作っている時にはもうその場にはいないので、そもそも自分もスタッフを名乗っていいのだろうかという想いがあるのです。
ゲームでは、ディレクター的なポジションとシナリオライターを兼務する事が多い身としては、実際の制作現場に入れないのは、寂しさがあります。

とまぁ、何が言いたいかというとですね…

『アクダマドライブ』が凄かったのは、実際にアニメを作ったスタッフの皆さんのお陰なのです。

田口監督、笹原副監督、キャラデザのCindyさんをはじめ、本当に凄いチームだと思います。
お会いできてない方ばかりなのですが、1人1人にお礼を言って回りたいくらいです。
そして、この座組を作った、大学同期の富永プロデューサーも凄い…のかな?(同期だから褒めたくない)

それと、現場だけではなくて、この作品を世の中と繋いでくれた、宣伝やプロデュース周りの人達も凄かったと思います。
こんな売れそうじゃない題材のオリジナルアニメを、あの手この手で盛り上げてくれて、お陰でたくさんのお客さんに観て貰う事ができました。(これからもその数はもっと増やしていきますけどね)

制作チームが上げてくる作品が良いと、宣伝チームもそれを売ろうと頑張る。
こういう相乗効果が生まれているのを見ると、

「みんな結局エンタメの仕事が好きなんだなー」と思います。

まぁ、美談ばかり書きましたが、6年もかかっていることからわかるように、実際の制作作業は非常に大変だったと思います。
中には「この企画をはじめたヤツは誰だ!許さん!」と思っている人もいるかもしれません。
でも、お客さんが喜んでくれたなら結果オーライ…ですよね?

だって、みんな結局エンタメの仕事が好きですもんね?

スタッフの皆さんの今の心境はこんな晴れやかな冬空…だといいな。

とにかく、自分が関わっていることを抜きにしても『アクダマドライブ』は最高に面白いアニメだと胸を張って薦められます。

まだ観ていない方は絶対に観てくださいね!

アニメ
アニメ大好き

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