ハンターの誇りにかけて! マガイマガドに挑め!
体験版Ver2では「熟練者向け」の難度が追加。それ以外は基本的に前回の体験版と同じ内容である。そのため「入れ替え技」や先行プレイで確認できた細かい調整周りは反映されていないが、いくつか不具合は修正を行ったとのこと。
例えば気刃兜割のダメージは前の体験版よりも低くなっていたが、先行プレイ時で調整のあったスラッシュアックスや狩猟笛は前と変わらない性能のようであった。大剣のタックル、操虫棍の空中回避の派生タイミングも前回の体験版と同様だ。(先行プレイ時は早くなっている)
また、今回のマガイマガドは体験版用に調整されており、とにかく火力が高い。体力の最大値が初期状態(100)だと一撃でやられてしまう攻撃もあるほどだ。
加えて制限時間が15分なため、討伐を目指すなら時間との勝負にもなってくる。
“鬼火”を使った攻撃の数々と、パワーとスピードを兼ね備えた強さ!
マガイマガドの大きな特徴は、「鬼火」と呼ばれる紫色のガス。このガスは死骸ごと捕食して溜め込んだものという設定で、体の各部位に発生させて強化したり、鬼火を飛ばしてきたりなどの攻撃を行ってくる。
このガスによる攻撃を受けると、新しい状態異常である「鬼火やられ」が発生。吹き飛ぶ攻撃を受けるか時間経過で爆発するという、過去作の爆破やられに似た状態。
主な解除方法は、「消臭玉」「回避を繰り返す」「疾翔け」の3つと、環境生物のロクロッヘビの効果。このうち疾翔けで解除した場合、解除と同時に“その場に鬼火を設置”する。
設置した鬼火は攻撃に触れるか時間経過で爆発し、この爆発でマガイマガドを含むモンスターにダメージを与えることが可能。不利な状態からトラップ的な攻撃手段に転用できるという、今までにない仕組みとなっている。
マガイマガドの攻撃はパワーとスピードを兼ね備えた強力なものが多い。特に見た目の大きさに反して動きが速いため、最初は動きを捉えるのも一苦労だった。
また、ジンオウガの超帯電状態のような、強化形態への移行も確認できた。この状態になると攻撃がより苛烈になる。
全体的にリーチが長く範囲が広い攻撃が多いものの、予備動作がわかりやすく、強力な攻撃の後には明確な隙もできる。いわゆる「反応できない」「非常に避けづらい」的な攻撃が少なく(最初は反応が難しい攻撃はもちろんある)、「避けて反撃する」といったテンポ感のあるターン制の攻防が行える。
今回の体験版では上述したように火力の圧倒的高さからシビアな部分はあるが、製品版ではちょうどいい難易度で楽しめるのではないだろうか。
それと鬼火やられが攻撃に利用できる点も面白い部分。「早く治さなきゃ…」という焦りよりも、「鬼火を当ててやろう!」という意欲に駆られる。
モンハンで馴染み深い攻防や翔蟲を活用することで立ち回りやすくなる、今作のメインモンスターに相応しい相手ではないだろうか。そしてBGMもすばらしい。
そして片手剣で狩猟を行った動画も公開中。本記事で紹介したような状況解説や環境生物や操竜を使った立ち回りを行っているので、なかなか討伐できない…!という方がいたら参考になれば幸いである。
そして個人的にはマルチプレイでも楽しみたいと思っているので、出会ったらよろしくお願いしたい所存!
それでは製品版まであと2週間! それまで体験版で本作ならではのアクションや狩猟方法を遊んでみてほしい!
『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応
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