撮影にハマっております
『モンスターハンターライズ』のタマラナイ要素に、“環境生物”と“カメラでの撮影”というものがある。
まあ、どちらも『モンハン』シリーズではおなじみの要素ではあるんだけど、『モンハンライズ』ではさらに念入りにフィーチャーされている感じ。とくに環境生物に関しては、
「これらを使いこなしてこそ、スムーズで奥行きのある狩猟が楽しめるんだな……!!」
と、早くもナットクしている次第だ。
だって、フィールドを散策していれば頻繁に出会う“ホムラチョウ”やら“イッタンモンシロ”といった生き物を捕まえるだけで、攻撃力や防御力が上がったりするんですよ?
また、“イシモリトカゲ”や“イワオモリトカゲ”なんて生き物は、刺激を与えると貴重な鉱石を落としたりする。
狩猟の面でも採集の面でも、環境生物といかにお近づきになるかが重要になってくるのである。
さて、そんな魅惑の生き物たちをもっと楽しむ方法として設定されているのが“カメラによる撮影”だ。カメラは“アクションスライダー”(メニューを開く必要がなく、方向ボタンの左右で選択、上下で決定する便利機能)に常駐していて、簡単に呼び出すことができる。
カメラで撮影したモンスターや環境生物の写真は、ハンターノート内のリスト(大型モンスターリスト、小型モンスターリスト、環境生物リスト)に自動で選別され、写真の設定(Yボタン)からいつでも見ることができる。
これを知ってからと言うもの、俺が狩りに出かけるモチベーションのひとつに、
「環境生物を……ステキに写真に収めたい!!!」
という気持ちが加わってしまった。ふだん、さんざんお世話になっている生き物たちを、ちょっと余所行きな写真で労ってあげたいと思ったのである。
その日から、まだ撮影していない環境生物がいようものなら、大型モンスターが暴れているのをシリ目に大撮影大会である。
「いいヨいいヨ!! イッタンモンシロちゃん、スカイフィッシュみたい(?)でステキだよ!!」
「これはベスト!!>< ロクロッヘビの宣材写真に使えるベストショット撮れたッ!!」
「キターーーーー!!w 虫らしい、集合体ならではの不気味さ!!w マキムシの、そんなところが憎めない!! 大好き!!><」
いまのところ、俺がいちばん好きな環境生物はマキムシなのだ。
というのも、これをバラ撒き、大型モンスターが踏んで、
「イテッ!」
と、明らかにイラついた顔をするのがタマラナイから!!www 基本的にマゾな俺に、こんなサディスティックな性分が眠っていたとはなあ!!!www(大丈夫か)
そんな、ある日のこと(急に冷静)。
理由あってアケノシルムを追い掛け回していたそのとき、画面に、
“珍しい生き物がいる”
というアラートが表示されたではないか!!
なんと、左下のミニマップに居場所が表示されるほど特別扱いの生き物で、狩場のカメラマンとしては3オチしてでも、
「絶対に、写真に収めたい!!!(はぁはぁ!!)」
そう思うのが必然である。
そこで、アケノシルムさんは速攻で脇に置いやって、珍しい生き物が現れた大社跡のエリア13に駆け付けたのである。
そしたら……!
うおおおお!!! “ヤサカラス”ってトリがいるぅぅぅううう!! さあ撮れ撮れ!! パシャパシャパシャ!!
……って、Nintendo Switchのスクショ機能で撮ってもダメなんだよ!!(苦笑) アクションスライダーをカメラにして!! 逃げないうちにパシャっと……!
って、痛って!!! な、なにすんねん!!!
背後からいきなり、
「おう。わしを無視して、どこに行くねん」
って感じで、アケノシルムに脳天をついばまれたんだけど!!!(汗)
ちょ! 待てって!! いま、カラスの撮影してんの!! 見てわっかんないかなあ!!(イラ) 用があるなら、後にしてって!!!
ぎゃあ!!! アケノシルムに邪魔されまくって、カラスのケツしか撮れねえ!!!><
けっきょく……w
怒髪冠を衝くアケノシルムに翻弄され、ヤサカラスは撮れねえわどっかに消えちゃうわで散々……w
狩場のカメラマンは何の収穫も得られぬまま、アケノシルムを狩って帰郷したのでした……w
続く!
『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応
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