30回です!
ここ、Ⅴジャンプレイを新たな主戦場として始まった『モンスターハンターライズ』のプレイ日記“逆鱗ぶいっ!”だが、なんと早くも……連載30回に到達してしまった!!ww
いやあ、これ、なかなかのハイペースだと思うんだよね。
ファミ通時代に立ち上げて、十数冊の単行本にまでなっている俺の『モンハン』プレイ日記だけど、ソフトの発売から1ヵ月ちょっとで30本もの記事を投下したことって……あったかなあ?? 当時は思いっきりサラリーマンで、書き手以外の業務も山盛りにこなしていたから、“平日はほぼ毎日更新”なんて荒業、物理的にも不可能だったと思うんだけど……。
そんなことを考えながら、手元にあった何冊かの自著をめくって調べてみたのよ。
すると……驚いたことに……!!
「……あれ?w 1ヵ月ちょいで30話って……『逆鱗日和』的には、ほぼほぼ平均ペースじゃん!!!www」
これ、自分でも驚いたんだけど、おもに『モンハンポータブル 2nd G』で書いている『ニャンと!逆鱗日和』も、『モンハン3(トライ)』で書いている『ただいま!逆鱗日和』も、平日は毎日のように更新していて、序盤からすんげえペースで記事を積み上げていたわ……w
いやしかし、編集長業務やら予算のやりくりやら記者としての仕事やらやら……をやりながら、よくもまあこんな長文のプレイ日記を毎日書けたな俺……。もしかして大塚角満って……けっこうスゴい人なんじゃないの!!?ww
と、いまじゃすっかり加齢臭まみれになってしまった身体で自画自賛しつつ、当時と変わらぬバイタリティーで記事を量産できている自分にホッとしたのでした^^;
協力プレイに思う
さて。
すばらしいペースで更新している“逆鱗ぶいっ!”だが、それが実現できているのは、陰ながらに俺を支える“4人のキーマン”がいるからこそだと知る者は少ない(あたりめーだ)。
わかりやすいところで言うと、当日記の登場人物としてもおなじみ、同僚のたっちーもそのひとりだ。
彼女は俺の相方としてともに狩りにくり出す“狩友”であると同時に、集英社サイドとのやり取りや記事の成形、さらに角満事務所の総務・経理などの細かな業務もすべて担っているというから驚きだ。
で。
ちょっと前のことなのだが、たっちーを除く3人のキーマンと書き手の俺が、“作戦会議”と称して一堂に会する機会があった。
場所は、某所某社の会議スペース。
俺をVジャンプレイに呼び込んでくれた張本人、S英社のSVさんが、マジメを装った口調で切り出した。
「角満さん、すごい勢いで更新してくれてありがとうございます。めちゃくちゃありがたいですわ」
これを受けて、巨大編プロの切り込み隊長であるIさんが、「うんうん!」と強く頷く。
「ホントですね~!! じつは自分、前職のときから『逆鱗日和』を愛読していたので、いっしょに仕事ができて感激ですよ!」
Iさんはもしかすると、神田・神保町界隈でいちばんの聖人かもしれない。
「いやあ、恐縮です^^^^」
ニコニコと俺が返すと、隣に座っていたIさんの同僚・Kさんが話にグワっと乗ってきた。
「じつは私、角満さんと同い年で、しかも根っからのガンランサーなんです。逆鱗ぶいっ! を読んでいると、共通点が多くて親近感がわきまくりなんですよ!」
おおお!! そうだったのか!!
Kさんは編プロサイドの窓口をしている人で、カプコンとのやり取りも一手に引き受けてくれている。
「あ、そうだったんですね!! 同世代のハンターがいるってだけで、うれしくなりますよねー!」
心から同意する俺。そんな同級生ハンターに向かって、Kさんはふいに↓このようなことをのたまった。
「でもね、角満さん。日記を読んでいると正直……うらやましくて仕方がないんですよ」
驚いて、俺は尋ねた。
「え?w うらやましくなるようなこと、書いてましたっけ??w」
するとKさん、いきなり矛先を変えて、SVさんとIさんに向き直って言う。
「ときにおふたり、いままでの『モンハン』と比べても、『モンハンライズ』にめちゃくちゃハマっていますよね?」
これは初耳だった。
Kさんの言を受けて、SVさんがニヤリと笑う。
「そうなんです。だって『モンハンライズ』って、遊びやすいんですもん。ガルクがいるから移動は楽だし、難度も絶妙に調整されているのか、ソロでもガンガン進めますから」
Iさんもかぶせてきた。
「そうそう! フットワーク軽く遊べるんですよねー! 協力プレイのハードルも、すごく低い感じがしますもん」
ここでいきなり、Kさんが激高ラージャンの形相になって「そこッ!!」と吠えた。
「そこですよッ!! 角満さんの記事を読んでいると、じつに楽しそうにたっちーさんと協力プレイをされているではないですか!!」
俺が頷く番だった。
「あ、そうですね! たっちーも過去最高ってくらいハマっているので、協力プレイは毎日のようにやってますよ! 簡単ですしね! やり方も!」
Iさんが同意した。
「うんうん。自分もフレンドと、気軽に協力プレイしてるなー。久しぶりに、ネットワークゲームを楽しんでいる感じがします」
しかし、Kさんの顔は晴れない。どうやらこれは、Kさんの欲しい答えではなかったようだ。
SVさんが、Kさんに水を向けた。
「Kさんも、協力プレイで遊びまくってるって言ってたじゃないですか。なんでうらやましいの?」
するとKさん、大仰に「ビクッ!」と身体を痙攣させてから、↓こんなことを語り出したではないか。
「ええ、遊んでいますよ。でも、私の場合はフレンドとの協力プレイではなく……すべて野良ですけど」
「へーーー!!」と俺は驚いた。
「野良派なんですね!! いや、それはスゴい。というのも、昔は俺も野良が大好きだったんですけど、いつからかすっかり苦手になって、最近はもっぱら知り合いとばかり協力プレイをしていますから」
Kさんがジロリと俺を睨んだ。
「私だってね……できればフレンドと、ワイワイキャアキャア言いながら協力プレイをしたいと思っているんですよ」
これに嚙みついたのが、Kさんの同僚のIさんだった。
「え、やればいいじゃん! SVさんみたいに、『モンハンライズ』から“再ハマり”している人もたくさんいるんだし! フレンドと連絡取り合ってさ!」
SVさんと俺が、同時に頷いた。それでもKさんは、
「いや……私はやっぱり、野良になっちゃうんですよ」
と消え入りそうな声で言う。どうにも要領を得ない。Kさんは、何が引っ掛かっているんだ??
Iさんも、そう思ったのだろう。
「じゃあいまから、フレンドに連絡してみようよ!」
明るい声でそう言ったとき……! ついにKさんが纏った鬼火が、ボンボコボンと大爆発を起こした!!
「だから……そのフレンドが、ひとりもいないっていってんだぁぁぁあああ!!! 角満さん、同い年なのにわかりませんか!? いや、わからないですよね!? 同僚女子とキャイキャイと協力プレイができるんですもの!!>< 私は老ガンランサーとして、野良の若者たちについていくのがやっとなんですッ!!!>< 誰かおじさんと、フレンドになってくれぇぇぇええ!!!><」
49歳のおじさんの咆哮に、一瞬で気絶状態に陥った3人(苦笑)。しかし、呪縛が解けると……。
「こ、今度いっしょに協力プレイしましょうね^^;」(SVさん)
「ほ、ホラ、ウチの社内でも『モンハンライズ』やってるやつ、けっこういるからさ^^;」(Iさん)
「せ、せっかく知り合えたんですから、みんなフレンドになりましょうよ^^;」(俺)
そう言って、必死に慰めたのであった^^;
続くw
『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応
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