Vログ

【ポケカ】公認ジャッジ資格を持つ芸人・松永勝忢さんにインタビューをしました|連載

0

1630141200

2021/08/28 18:00

VJポケモン同好会

デデンネ推し>o'ω'o<

ポケカ強化期間中のミヤザッティです。パック買えないけど…。

今回はVJポケモン同好会初のゲスト企画! フリー芸人「十九人」として活動しつつ、ポケモンカード公認ジャッジの資格を持つ、松永勝忢(まつなが まさとし)さんへインタビュー!

人脈の薄い同好会ではありますが、そんな中でたまたまご縁があったのでお声をかけさせていただきました。ジャッジの活動や裁定基準についてなど、個人的に気になったことを直撃した次第です!

松永さんが大学生であった2018年から、相方のゆッちゃんwさんとコンビを組み、芸人として活動を続けております。

<松永勝忢さんプロフィール>
1997年生まれ。大阪府出身。フリー芸人のコンビ「十九人」として活動中。
Twitter→https://twitter.com/jyukyunin

■好きなポケモン:ビークイン(虫ポケモンが好き、単純にかっこいい)
■はじめてプレイしたポケモンタイトル:『ポケットモンスター ルビー』

ジャッジの活動は?

──本日はよろしくお願いします。まずはポケカ歴を教えてください。

【松】子どものころに少し遊んだことはありましたが、本格的に始めたのはCレギュレーションの途中(2019年頃)です。当時大学4年生だったのですが、「どうやら今ポケカが熱いらしい」という話だけ聞いたことがあって、友だちと500円の「GXスタートデッキ」(2018年7月発売)をノリで買ってみたのがきっかけでした。それで始めてみたら結構熱くなり、今も続けている感じです。
最初はハウを使って「1ターンで3枚引けるじゃん! めちゃくちゃ強いなこのカード」って思いました(笑)。

──ポケカはドローとサーチ手段が多いのが特徴ですよね。まだポケカ歴自体は浅い中、公認ジャッジを目指された理由をお聞かせください。

【松】始めて2、3ヶ月くらいの時に、ポケカ公式ホームページで公認ジャッジ試験があるというアナウンスを見て、合格できれば友だちの中で盛り上がるかなあと思ったんです。これもその場のノリと言えばノリですね。それで調べてみたら少し勉強すれば合格できるというのを知り、実際受けてみることになりました。

──どのくらいの知識があれば合格できそうなのでしょうか。

【松】インターネット上に上級プレイヤー用ルールガイド(※)というものがあるんですが、そこに書かれている内容がわかっていれば合格できるかと思います。例えばムゲンダイナVMAXがトラッシュされた時に、ベンチのポケモンがトラッシュされるまでの処理の順番についてなど、少し難しい処理の部分をはっきりわかっていれば大丈夫です。

※参考→https://www.pokemon-card.com/assets/document/advanced_manual.pdf

下の方に写っている金のデッキケースはポケモンセンターオーサカDXオープン記念時のビリケンさんピカチュウ。

──処理の順番…? VJポケモン同好会は合格できなさそうです。合格されてからのご活動を教えていただけますでしょうか。

【松】最初の試験を受けてから約3ヶ月後に公認ジャッジバッジをいただいた後、公認ジャッジが定例で開催している勉強会でジャッジの心得的なものを教えてもらいました。
例えばジュニア部門(小学生以下)で、子どもたちが楽しくゲームを続けられるための判断をどうすべきか、理不尽に負けさせられたと思わせてしまったらポケカを続けられなくなる可能性もあるという話を勉強していきました。
新人ジャッジの活動の場としては、チャンピオンズリーグなどの大型大会で大勢のプレイヤーが対戦している中で数人の新人ジャッジが巡覧し、それでもし手を挙げているプレイヤーがいたら、そこに向かって対処しています。ただ、昨年からコロナで大会が中止続きということもあり、僕自身はまだ現場でジャッジ活動をしたことがありません。

──そうだったのですね。しょうがないとはいえプレイヤーとしても悲しい状況が続いています。ポケカは新弾が出るサイクルが早いですが、その効果を把握していくのは大変ですか?

【松】GXワザが出た時に比べれば、それほどでもないです。ジャッジをやっていると、新カードが発表された時に明らかに変わったルールをしているなというのがわかるので、そこを理解しておけば概ね大丈夫ですね。僕がジャッジの勉強をしている時がGX環境だったんですが、GXワザって1回の対戦で1回しか使えないことから特殊だったり強力な効果だったりするものが多かったので、すべて把握するのが少し大変でした。

──公認ジャッジはスタンダードもエクストラも両方担当されるのでしょうか。特にエクストラは把握するのが大変そうに思えます。

【松】はい、どちらとも対応しています。ジャッジに任せられるは、難しいルールの判断と、プレイ上でミスがあった時とかにどういうペナルティを科すかといった部分です。そのためカード1枚1枚をわかっていなくとも、ルールとどういう判断をすべきかというのがわかっていればエクストラでも対応できますね。

ペナルティの裁定基準

──そのペナルティについて、裁定基準的なものはあるのでしょうか。言いにくいお話で申し訳ないのですが、ジャッジの裁定でプレイヤーが納得できなかった、というお話も目にしたことがありまして…。

【松】こちらもインターネット上で公開されている、フロアルール(※)というものがあります。特定の状況下でプレイヤーにペナルティを科すことができるといったことが書いてあるのですが、その判断が行き過ぎてしまうところもある場合があります。
例えばシャッフルで手札に持ってきて戻して…を繰り返すといった遅延行為あった場合、敗北にするか、それともサイドを1~2枚対戦相手に取らせるかといった判断の中でプレイヤーとズレがあるかもしれません。基本はフロアルールに則っていますが、そういったジャッジ個人の判断に影響される部分もあります。

※参考→https://www.pokemon-card.com/event/regulation/floor-rule.pdf

──1回の番でトレーナーを2回使ったことをプレイヤーもジャッジも気づかないまま試合を進めてしまった…といったことも過去にありました。

【松】フロアルールにも記載されているのですが、気付いた後に対戦を正しい局面に戻すのが困難な場合はサイドペナルティを科せられることがあります。ただ勝敗が付いてしまった後だとどうしてもそのままという結果にはなってしまいますね。

サイドペナルティについて(フロアルールより抜粋)。

──7月に開催された「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021」ではこれまでに以上にジャッジがプレイ内容からカードの置き方まで注意深く確認・指摘しており、配信でその様子を見ていた視聴者からも好評でした。本大会にあたりジャッジ体制について見直し的なものがあったのでしょうか。

【松】僕はそこの過程までわからないので想像にしかならないのですが…。以前「ポケモンワールドチャンピオンシップス2019」の決勝戦で、イトウシンタロウ選手が結果的にジャッジキルになってしまったことがありました(※)。そのことで、海外とも意思疎通が取れる状態にできるよう、判断を統一させようという考えがあったんじゃないかなと個人的には思っています。それと配信卓でもあるので、手本になるようなプレイを皆にしてほしいというのもあるかもしれません。

※:1分22秒の思考でスロープレイ(遅延行為)と判断され、サイドペナルティが科せられた試合。その後もカードの置き方やスピードプレイを注意され続けるということがあり、この判断に対しプレイヤーの間で疑問視する声が多く上がり、議論の対象になった。

──長考って本来どれくらいまで許されるのでしょうか。

【松】思考時間に関しては、何分以上でペナルティといった明確なルールはありません。ポケカは1ターンが長いゲームで、山札を見てサイドにあるかどうか確認するといったこともあるので、そこの判断はめちゃくちゃ難しいところです。ただ明らかに遅延行為を行っていると判断した場合は、サイドペナルティとなる場合があります。

──ジャッジキルって実際どれくらい起きているのでしょうか。

【松】滅多に起きません。ジャッジキルになるかどうかは、ジャッジの中でもえらい人の判断を仰ぐことになります。

ページを開いて説明してくれる松永さん。同好会、勉強不足ですみません。

──それと個人的に気になっている「シャカパチ」についてお聞かせください。実際の対戦や大会の配信卓でもシャカパチで大きな音を出す方も見られ、コメント欄やSNSで度々賛否の対象になっている印象を受けます。ジャッジから直接シャカパチへの注意は行わないのでしょうか。また、対戦相手がシャカパチを止めてほしいと感じた場合、ジャッジを呼んで止めてもらうことはできるのでしょうか?

【松】難しい話題ですが、シャカパチは戦略上ありえることなんですよね。例えば「相手の手札からオモテを見ないで選ぶ」といった効果を使われた場合、クイックボールなどで持ってきたカードをわからないようにシャッフルするといったこともありえます。なので手札をシャッフルするといった行為に該当するので、「アリ」という考え方もあって。ただ明らかに意味なくシャッフルし続けている場合はジャッジに言えば注意はできると思います。ペナルティではなく、単純に注意といった形になりますが。

──なるほど。あくまで対戦相手が指摘しない限りは容認的な形ですね。

ポケカプレイヤーとして

──まだ本格的なジャッジ活動されてない状況ではありますが、公認ジャッジになってよかった部分はありますか?

【松】今こうして呼んでもらえたのがよかったと思っています(笑)。あとはバッジがあると、ポケモンカードしっかり知っている人、という感じが出てすごくうれしいですね。ちなみにもうひとつ、「イベントオーガナイザー」っていう資格のバッジもあるんです。

イベントオーガナイザーのバッジはこの場が初開封でした。ピカピカ!(ピカチュウの鳴き声ではない)

──公認ジャッジになると2つ同時に取れるのですか?

【松】イベントオーガナイザーが公認ジャッジの一つ下のような資格になっていて、同時に取得できます。もちろんイベントオーガナイザーだけ取得することもできますよ。イベントオーガナイザーは公認自主イベント(※)を開催することができて、公式からプレイマットやダメカンを貸し出してもらえたり、参加者に配布するイベントオーガナイザー限定のプロモカードをもらえたりします。これもいい資格ですね。

※参考→https://www.pokemon-card.com/event/organized-events/

──VJポケモン同好会でもいつかイベントを開きたいです。今度はポケカプレイヤーとしてのお話になりまして、変わったデッキを使っているというのを少し聞いたのですが。

【松】性格が悪いんですよね…(笑)。人から嫌がられるようなデッキばかり…。

──ええ~!? このあと対戦するのに…! ベロベルトみたいな妨害系ですか?

【松】あ、前にベロベルト組んでました。

相手の行動を阻害し続けるコンセプト。「勝つためではなく楽しむためのデッキ」とも「友だちを無くす」とも言われる。

──ちょうど先日「まさかベロベルトみたいなデッキじゃないよね」って同好会で話していました(笑)。

【松】(笑)。あまり流行りのデッキを使いたくないというか。環境デッキは強いんですけど、使えないんです。変なことがしたいので、手札いっぱい捨てて何ダメージとか。
最近だとハガネールの「どっすんフォール」がレスキューキャリーの登場で強化されたので、それを組みたいなと思っています。
僕自身がカジュアルなプレイヤーなので、大会にガンガン出て結果残したいぞというわけではなくて。芸人の友だちと遊んで楽しんでいるぶんには強いくらいのカードを使っていますね。

「どっすんフォール」でトラッシュしたポケモンをレスキューキャリーで回収してループ!

──芸人さんとしてはどのようなご活動を?

【松】基本はライブ活動をしています。ただ最近はコロナの影響で少なくはなっています。テレビのオーディションもちょっとだけ受けさせてもらってはいますが…なかなか厳しい世界ですね。

好きなジャンプ作品!

──それでは最後に、『ジャンプ』作品を愛読されているとのことでしたので、好きなジャンプ漫画を3つ教えてください!

【松】うわ~…難しいな……。(しばらく悩んだ末)Vジャンプと、ジャンプ+と、週刊少年ジャンプから1つずつでいいですか?

──はい、お願いします。

【松】Vジャンプは小学生の時に『犬マユゲでいこう』をずっと読んでいました。自分が知らないゲームの話がめちゃくちゃ面白かったです(笑)。単行本も欲しかったのですが、当時小学生ゆえに予約の仕方がよくわからなくて結局買えなくて…。
ジャンプ+は創刊時からずっと読んでいるので、思い入れがありすぎます。

──「ジャンプ+を語ってください」で別のインタビュー記事が作れそうですね(笑)。

【松】ぜんぜんできますね。悩むのがいっぱいあるんですよ。『フルチャージ!! 家電ちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』『ファイアパンチ』『仁義なき吉田家』…。う~ん、やっぱり、『とんかつDJアゲ太郎』ですね。どこが好きかというとよくわらないのですが、読んでいるうちに引き込まれてしまうというか。DJ漫画なので“グルーヴ”というか。とにかくよく言えないのですが、魅力があります。語れない何かが。
週刊少年ジャンプは小学生の時に父親が買ってきたのを読んでいて、大人の世界を見ているというか、ちょっとよくないことをしている気になっていました。『ToLOVEる』が連載していた頃だったので…(笑)。

──確かにそれは少し刺激が強いかもしれないですね(笑)。

【松】一番好きな漫画で言うと…『いぬまるだしっ』かな? いぬまろくんバッグ(いぬまるくんが使っているバッグのグッズ)も持っているんですよ。ギャグ漫画が好きで、『ピューと吹く!ジャガー』とか『太臓もて王サーガ』とか。そんな中で特に毎週おもしれーって思いながら読んでいた作品です。青春を作ったっていうより、僕の人格を作った漫画かもしれません。

──大石浩二先生がひとりの芸人かつ公認ジャッジを誕生させたわけですね…(?)。ありがとうございました!

タイトル選びにめちゃくちゃ悩んでくれました。ありがたい。

次回は松永さんVS同好会の対戦動画!

ということで大変勉強になったインタビューでした。

裁定基準については、「基本はフロアルールに則っているが、長考時間などの明確に決まっていないルールや、どういったペナルティを与えるかは個人の采配にも関わってくる」とのことで、そのあたりがやはり難しくて大変なところだなあと素人的にも感じました。

また、過去に大会等でジャッジの見落としが目立っていた時期は、ジャッジの存在意義について疑問に思われていた方も少なくなかったかもしれません。しかしインタビューでも述べたとおり、「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021」からジャッジの指導がそれまでと比べ明らかに変化がある印象を受けました。配信卓での指摘は「視聴者の手本になってほしい」という見解もなるほどと思いましたし、皆さんの信頼度も高まったのではないでしょうか。

最近はまた公認イベント開催中止期間が延長されたこともあり、いつ落ち着くかもわからない状況が続いていますが、ぜひジャッジの方々にご活躍いただきたいです。

そして、インタビューの後に松永さんと同好会部員2名がそれぞれポケカで対戦しました! まずは松永さんVSミヤザッティの対戦動画を、来週Vジャンプチャンネルで公開予定です!

はてさてどんなデッキを使ってくるのか…!

それでは~ >;o'ω'o<ノシ

ポケモン
ポケットモンスター
ポケカ
連載

RECOMMEND オススメのVログ

COMMENT この記事に対するコメント

コメントはまだありません。

HOT VLOG いま人気のVログ

本サイトでは、Cookie識別子をサービスの運営・最適化・改善のため、
本サイトの利用状況およびサービス改善のための分析、
行動ターゲティング広告のために取得しています。
詳しくは、プライバシーガイドラインをお読みください。

以上に同意されるお客様は、
「同意してサイトを利用する」をクリックしてください。

Cookieの受取設定を変更する場合は、こちらをご覧ください。