その罠は……
前回、俺のハンターランク40以上を開放するためのクエスト、テオ・テスカトル討伐の模様をお届けしましたがね。
そうこうしているうちに、
「おい!! なんかわしに妙なクエストが出たんやが……どうにかしてくれや!!!」
と相方のたっちーから打電。
「ナンダナンダ!! ラージャンか!? それともバルファルクか!!?」
大いに慌てて集会所を作り、駆け付けたたっちーが、
「お、驚くなよ……((゚Д゚;)) たぶん……これまでで、いちばんヤバいやつや……((゚Д゚;))」
震えながら貼り付けたクエストを恐る恐る見てみたらだなぁ……!!
って、ハンターランク30のクシャルダオラじゃねえか!!w 誰もが通る登竜門のクエストだよ!!!ww もったいつけて貼るんじゃねええええ!!w
……と、俺などは『モンハン2(ドス)』の時代からクシャルダオラとは馴染みなので、その存在をすんなりと受け入れることができる。このへんのことは、
↑こちらの3つの記事に詳しいので、ぜひともご一読を。
要するに、子どものころからいっしょに遊んでいた幼馴染みたいなものなので、クシャルダオラがどんなモンスターで、どのような生態を有し、はたまた何が好きで何が嫌いかまで熟知しているのである。そういう意味では、クシャルダオラとの歩みを続ければたっちーもいずれこちら側の人間となり、
「はぁん?? クシャだって?? だったら……風圧対策した上で、龍属性の業物を持って狩りにいくかねッ!!!」
こんなことを言うようになるのかもしれない。いや知らんけど。
でも、今回に限っては、
「なんやこの、くしゃるだおら、ってヤツは。鼻がムズムズしてくる名前やな!!」
この程度の知識(?)しか持ち合わせていない中での出発である。そこでとりあえず、
「しょっちゅう飛んだり、風をまとったりして近寄りにくいモンスターなので、双剣のキサマは無理すんなよ」
これだけ申し含めて、我々はいにしえの古龍が待つ寒冷群島に出掛けていったのであった。
で……。
クエスト自体は、思いのほかすんなりと進行したような気がする。
もちろん、
クシャルダオラがたびたび発生させる竜巻に翻弄されたり、
上空からの攻撃に辟易したたっちーが、
「ピンチ!!」
とスタンプをくり出したりしたものの、
「スタンプが貼れるくらい、余裕があるってことだなw」
俺はそう判断して、ふつうに狩ることに専念した。冷たいようだが、それがクエスト成功への最良の近道だと思ったからな。
ところが……。
エリア7でクシャルダオラと渡り合っていたとき、急にたっちーのキャラがある1点から動かなくなってしまった。
いや、厳密にはエリア7の特定の場所でウロチョロと行ったり来たりしていたので、通信が途切れたりしたわけではない。
俺がクシャルダオラに張り付いて一生懸命攻撃しているってのに、たっちーはその場でグルグルと回るだけで、一向に近寄ってこようとしなかったのである。
そんな双剣使いをしり目にクシャルダオラはエリア3に移動してしまったので、俺はちょっと呼吸を整えつつ、たっちーのところに駆け寄っていった。
いったいここで、何をやっていたんだ……??
いぶかしみつつ、たっちーの足元を見ると……そこには!!www
「うっは!!!! シビレ罠置いてある!!!!www」
俺が、たっちーの狙いに気付いたと思ったのだろう。
クシャルダオラ相手にシビレ罠をくり出した相棒から、SMSが飛んで来た。
そう……w クシャルダオラに代表される古龍どもに、罠は通用しないのだ^^; これ、ベテランハンターだと常識みたいなものだけど、たっちーのようなライトな遊び方をしているハンターは、ついつい忘れがちなことなのかもしれんなー!w
その後、たっちーが残した悲しみのシビレ罠をエリア7に見つつ、クシャルダオラを追い詰めていく。
そして、大きな事故もなくほどなく決着……!
「なんだよ!! 罠効かないなんて、初めて知ったわ!! わしのシビレ罠、キサマが返せよ!!!」
たっちーはプリプリと怒っていたが、俺は、
鋼龍の宝玉をゲットしてご満悦www こんなクエストだったら、何回やってもいいなーwww
続く!
▼前回の記事はこちら▼
『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応
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