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これだけは知っておきたいゲーミングPCの話「ゲーマーに人気の高いCPU・Ryzen」|連載

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2021/09/12 18:00

砂流恵介

すながれって読みます

こんにちは、ライターの砂流(すながれ)です!

マイクロソフトが10月5日から新OS「Windows 11」を提供することを発表しました。ゲームとの親和性も高いOSでもあり、ますますゲーミングPCに注目が集まりそうです。

そこで久々に、「ゲーミングPC」に関するアレコレを紹介するシリーズをお届けします。今回は、PCパーツの中でも重要なCPUから、PCゲーマーに人気の高いCPU「Ryzen(ライゼン)」を紹介。

まずは、CPUについてのざっくりな復習から。CPUの解説は大丈夫な人は、RyzenをつくっているAMD(エーエムディー)というメーカーについて紹介している次章に飛んでください。

CPUって?

CPU (シーピーユー)は、パソコンやコンピューターの要であり、速さの根幹となるパーツのこと。ゲーミングPCに限らず、パソコンの性能(強さ)の大半はCPUによって決まります。

▲これだけは知っておきたいゲーミングPCの話「CPUをNARUTOで例えながら解説」|連載

こちらの記事では、CPUを大人気マンガ『NARUTO』に例えながら解説しました。さらっと復習すると、CPUは数字によってランク付けがされており、その値が高ければ高いほど強くなります。ナルトでいえば、Core i3(コア アイスリー)は下忍のナルト、Core i9(コア アイナイン)は火影(ほかげ)になったナルトのようなものだと思ってください。

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下忍と火影では、同じナルトでも与えられる任務が全然違いますよね。Core i3とCore i9も同じで、快適に遊べるゲームのレベルが全く異なります。
CPUには代表的なメーカーが2社あります。ひとつがIntel(インテル)で「Core i(コアアイ)」というシリーズを展開。もうひとつが今回紹介するAMDで「Ryzen」というシリーズを展開しています。

PS5やXbox Series X/Sにも使われているAMDのCPU

AMDは、Intelと同じくCPUをメインで扱っているメーカーです。初めて名前を聞いた人も多いと思いますが、実はゲーマーの皆さんには馴染みの深いメーカーでもあります。

というのも「PS4」「Xbox One」「Wii U」には、AMDのCPUが使われているから。そして次世代ゲーム機の「PS5」や「Xbox Series X/S」にもAMDのCPUが採用されています。AMDの歴史は古く、創業は1969年。自作PCを作る人たちには馴染みのあるメーカーで、ファンも多いです。

僕自身もAMDのファンであり、秋葉原でパソコンショップの販売員をしていた18年くらい前から使用しています。

AMDの何が好きかといえば、コストパフォーマンスが高いことと、何年かに1回、IntelのCPUを凌駕するものを発売してくるところ。それに負けじとIntelもイケてるCPUを発売してくるので、このライバル関係が熱くて応援したくなるんですよねぇ。ただこれは業界に詳しい人から見た目線。

世の中的に見れば、Intelのほうが圧倒的に知名度が高く、AMDに関しては「AMDを知っている人しか買わない」という状況がここ最近まで続いていました。

その状況を変えたのが、AMDの「Ryzen」というシリーズです。

ピーク時の性能がイケてるCPU「Ryzen」

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Ryzenは2017年に発売がスタートした比較的新しいシリーズです。Ryzenの特徴は、同価格帯のIntelのCPUと比べるとピーク時の性能が高いこと。ゲームのようにCPUのパフォーマンスを最大限使うような作業と相性が良いCPUとなっています。

また、同価格帯のIntelのCPUに比べてコア(本体)数が多いのも特徴のひとつ。コア数が多いほど分散して処理ができるため、PC版『バイオハザードヴィレッジ』などマルチコアに強い設計をしているゲームの場合、フレームレートが上がりやすくなるなどの恩恵もあります。

以上のような理由でゲーマー界隈で特に人気の高いCPUとなりました。

Ryzenは、IntelのCore iシリーズと同じようにナンバリングで性能が大きくかわります。覚え方は簡単。IntelのCore iシリーズと同様のルールです。以下に簡単な比較を記載します。

・AMD Ryzen 9 (IntelでいうCore i9)
・AMD Ryzen 7 (IntelでいうCore i7)
・AMD Ryzen 5 (IntelでいうCore i5)
・AMD Ryzen 3 (IntelでいうCore i3)

厳密にいうと、第○世代(現在は第3世代)かなどで性能は変わってきますが、とりあえずはこの認識で大丈夫です。

Ryzenの良いところを紹介しましたが、惜しいところももちろんあります。1つは、データを高速で転送できる「Thunderbolt 3」に対応しているものが極端に少ないこと。ノートパソコンの場合は特に顕著です。あったら嬉しい的なものなので我慢できる範囲内ではありますが、多くのCore iシリーズのデスクトップPCやノートパソコンには搭載されているので、この点はイケてないなと思います。

あともう1つが、ノートパソコンの場合、最新の第11世代 Core iシリーズのほうがバッテリー持ちが良いこと。ゲーミングPCの場合は、バッテリー持ちより性能のほうが圧倒的に重要なので気にならないところではありますが、持ち歩きまで考えている人だとバッテリー持ちは気にしちゃいますよね(それでも昔に比べれば十分長いです)。

ちなみに、Ryzenと比べると、IntelのCore iシリーズは安定度が高いです。長時間安定的に使うといった場合はCore iシリーズのほうがおすすめ。少し前までは、Ryzenのほうが同性能での値段が安くコストパフォーマンスも高かったのですが、最近は値段が変わらなくなってきたので、同価格帯で「ピーク時の性能が欲しい場合はRyzen」、「安定感を撮りたい場合はCore iシリーズ」という選び方で良いと思います。

まとめ

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今回はIntelのライバルメーカーであるAMDのCPU「Ryzen」を解説しました。

ポイントをまとめます。

①PS5やXbox Series X/Sにも使われているAMDのCPU
②ピーク時の性能がイケてるCPU「Ryzen」
③ピーク時の性能が欲しい場合はRyzen
安定感を取りたい場合はCore iシリーズ

ゲーミングPCは色々な処理ができるパソコンでもあります。例えば、4K動画の編集といった重たい映像編集も、写真編集も可能です。マンガを描いたり、3DCGの作成をしたり、ゲームを開発したりもできる性能を持っています。

「ゲームしか遊べない」端末だとすると高いと感じてしまうゲーミングPCですが、ほかにも色々なことができる端末だと思うと見え方も変わってくると思います。

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