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アラフォー男が2000時間かけてスプラトゥーン2の最高峰「ウデマエX」に到達した話|連載

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2021/09/19 18:00

砂流恵介

すながれって読みます

こんにちは、スプラトゥーン2が大好きなライターの砂流です。

『スプラトゥーン2』は2017年7月に発売された、可愛いイカちゃん(タコちゃん)たちがインクを塗りあって対戦するNintendo Switchのゲーム。僕は発売されてから約4年間、ほぼ毎日遊んでいるほどハマっています。

スプラトゥーン2を遊んだことがない人や、しばらく遊んでいなかった人はこのYouTubeをぜひ覗いてみてください。キャラクターの可愛さやカラフルさ、たくさんの武器、イカした音楽などなどにワクワクしてくることと思います。

スプラトゥーン2は、基本的には4対4のチームバトルを楽しむゲームです。1回のバトルは3分~5分。ほかのTPSゲーム(三人称視点シューティング)との違いは、キャラクターはヒト状態とイカ状態になることができ、インクに潜ったり、インクの中を自由に動き回ったりできること。

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ほかにも、アタマ、フク、クツに可愛い衣装がたくさん用意されており、それぞれギアという特殊能力がついています。移動速度上昇やスペシャルゲージの増加量がアップなどのギアがあり、同じ武器でもギアの選択次第で性能が変わるのもスプラトゥーン2の魅力です。

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友だちと服を揃えるとこんなことも。上記は映画『キングスマン』を意識してフクとクツを揃え、スパイガジェットという傘の武器を持って友だちと遊んでいるときの様子。友だちと遊べるモードも複数用意されており、ソロでも友だちとも楽しめるゲームです。

「ウデマエX」という頂点

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スプラトゥーン2には、プレイの上手さを競う「ガチマッチ」というルールがあります。そのガチマッチでのプレイヤーの実力を示すのが「ウデマエ」システムです。ガチマッチに挑戦するときは1人(ソロ)での参加で、4対4のバトルの成績によりウデマエが決まります。

同じウデマエ帯の人たちがランダムに集められた4対4のバトルで勝ち続けなければウデマエは上がっていきません。ウデマエは全員C-からスタートします。バトルに勝っていくとCからBへ、BからAへ・・・・・・とランクが上がっていき、その頂点がウデマエXです。

ウデマエXを週刊少年ジャンプの大人気マンガ『HUNTER×HUNTER』に例えると、ハンター試験に合格してハンターライセンスを持っている状態。たどり着くことさえ難しいハンター試験会場にたどり着き、試験に挑んでいるのがS+帯なイメージです。

ウデマエX帯でのバトルは、さながら「念能力バトル」。ウデマエXと他のウデマエ帯では、念を習得しているかどうかくらいの違いがあり、かつ、ウデマエXに到達することが上位勢のスタートラインでもある点がスプラトゥーン2の奥が深いところです。

ちなみに、ウデマエX帯にいる歴戦の猛者たちによる己の能力を駆使したバトルは、天空闘技場での対決を彷彿とさせるほどのかっこ良さがあり、多くのプレイヤーがその様子をYouTubeやOPENREC.tv (オープンレック)などで観戦しています。

と、ここまでスプラトゥーン2の紹介をしてきましたが、ようやく僕の話に戻ります。

僕のプレイ時間はサブアカウントも含めると2000時間。気付けば人生で一番遊んでいるゲームタイトルになっていました。それだけ大好きなゲームなのですが、ここ最近までいくら頑張っても、何をやっても到達できない大きな大きな壁だったのがウデマエXです。

突破が難しかったS+帯の壁

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僕は38歳のいたって凡人なゲーマーです。ゲームは大好きですが、対戦ゲームで上位帯に到達したことはなく、1つのゲームタイトルをここまでやり込んだのもはじめて。

そんな僕に、そしてアラフォーに、ウデマエXは壁の連続でした。特にS+帯というウデマエXの1つ前のウデマエ帯での壁が凄かった・・・・・・。

S
ーーー 壁 ーーー
S+0

まずは、「S+に留まる壁」。

初めてS+になったのが2018年3月。そこから3年以上、S+に上がってもSやA+に戻るの繰り返しです。この壁が本当に分厚いんです・・・・・・。正直、この頃はS+に上がれたことで満足していましたし、それでも「スプラトゥーン2のプレイヤーとしては上手いほう」なのは間違いないので、「ここが自分の限界」だと思ってもいました。

でも、S+帯に戻ってくると、上を目指したくなるんですよね。その気持ちの繰り返しで心が折れそうになったので、高みを目指すのは一旦諦め、というか、頭から切り離して「色んなブキでS+にあがれるようになる」という遊びに方向転換をしました。

スプラトゥーン2には、筆タイプのローラーや、バケツタイプのスロッシャー、2丁拳銃のマニューバー、スナイプ専門のスナイパーなど色々な武器のシリーズがあります。僕は元々、スタンダードな銃タイプのシューターを使っていたのですが、この3年のあいだで結果的にチャージャー以外の全てのシリーズでS+に上がれるようになりました。

通常は、その時その時の環境で強いと太鼓判が押されている環境ブキを使って駆け上がるのがセオリーです。でも僕は、根詰めてすぎて疲れてしまうのは避けたかったので、ずいぶん遠回りな道ではありますが、楽しく遊べるほうを選びました。

結果的に、ほとんどのブキシリーズの長所と短所が経験的に分かるようになり、その後に活きてきます。

S+1
ーーー 壁 ーーー
S+2 ~ S+6

次の壁は「10勝の壁」。

S+帯というのはS+0からS+9まであり、約10勝していくごとにウデマエが上がっていく仕組みです。最短でも、10勝 × 10回 = 100勝しないとウデマエXにはなれず、もちろんこんな単純に勝ち上がれるわけではありません。

スプラトゥーン2は、負けが続くとウデマエ帯が落ちる仕様です。また、仮に負けてもそのウデマエ帯に留まれるラインもあります。ライン到達はS+帯の場合は約6勝、その前に約5敗すると降格です。

S+帯にどうにか留まれるようになってきた僕ですが、ラインは超すものの、10勝する前に5敗することが続き、S+0とS+1を行ったり来たりする日々が続きます。

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ここの壁はガチマッチのルールに沿った行動をする「ルール関与」を徹底することで突破できました。僕がウデマエXになれた「ガチエリア」というルールは、「エリアを自分たちのインクで塗って占領し、先にカウントがゼロになったほうが勝ち」というもの。

スプラトゥーン2のガチマッチでは敵を倒すことも重要ですが、いくら敵を倒しても勝利条件を満たさなければ勝ちにはなりません。そこで、いったん敵を倒すことは二の次にしてとにかくルール関与を徹底的にすることに決めました。

ブキをめちゃくちゃ塗れるファミZAPこと「N-ZAP83」に変更。このブキの特徴は、メインもめちゃくちゃ塗れるうえに、サブウェポンも「スプリンクラー」という自動で塗ってくれるモノ、そしてスペシャルウェポンも「アメフラシ」というインクのアメを降らす、全てが塗りに特化していること。

そしてさらに良いのが、スプリンクラーもアメフラシも相手に当てる必要がないことと、アメフラシは、例え僕が敵に倒されたとしてもエリアを塗り続けてくれること。技術力の高さで貢献するのではなく、ルール関与の高さで貢献できる武器を選びました。

この戦法に変えてから勝率が8割くらいになり、一気にS+6まで行けました。この時に行動として大切にしていたのは、「死なないこと」「おとりになること」「味方のカバーをすること」です。

塗るという行為は常に身体をさらしている状態なので、敵からするとどこにいるか分かりやすいというデメリットがあります。そのため、僕を狙ってくる人が増えるのですが、ここで僕が死なないでずっとおとりになっていると、残りの3人が動きやすくなります。

それと、味方が敵と戦っているときにカバーすることを心がけて味方が死なないように立ち回りました。その結果、味方が敵を倒しやすくなり勝率が上がったのだと思います。

ここがあまりにも上手くいったので「もうこれでウデマエX見えた!」と調子に乗っていた矢先に新しい壁があらわれます。

S+6
ーーー 壁 ーーー
S+7

それが、「エースの壁」。

ルール関与だけでは絶対に勝てない現実を突きつけられます。

僕が行なっていたルール関与作戦は、味方3人の中に1人は上手い人がいる(エースがいる)ことで成り立っていました。実際にどの試合でも、だいたい1人は技術力の高いプレイヤーがいます。

だからこそ、僕はアタッカーではなくサポートに徹して「エースをさらに強くしよう」と思っていました。

でも、S+6くらいから、おそらくS+に上がったばっかりのプレイヤーや、僕みたいなサポートタイプのプレイヤーと組まされることが増えて、エースの役目を僕がやらないと勝てないことが増えます。

これは想定外でした・・・・・・。というのも、アラフォーからすると敵をたくさん倒すという動きは肉体的に辛いんです。若者が「パッパッパッ」と動いているのを真似しようと思っても「ウン・パ・ウン・パ・ウン・パ」くらいの間がどうしてもできてしまって、普通に勝負したのでは負けてしまうんですね。

だからこそのサポート役だったのですが、エースにならざるを得なくなったので、意を決して現環境で強いブキと評判の環境ブキを使って挑みます。しかし、S+5に落ちたり、S+6で停滞したりの繰り返し。まぁそりゃそうですよね。

しかも、エース役をやるということは「自分が活躍できなかったから負けた」という展開も増えるので、悔しさと申し訳なさをいつも以上に感じてしまいました。

そこで抜本的にやり方を変えます。

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まず、勝負に勝っても負けても1戦が終わるごとに「自己反省会」をしてメモ帳に書くことにしました。さらに、初心者にも使いやすく塗りが得意だけど対面勝負はすこぶる弱い「もみじシューター」にあえて持ち替え、いったん自分のプレイのクセを確認することに。

ここで分かったのは、五分五分の勝負や、勝てない勝負をよくしていることです。

そこで、「敵と正面で戦わない」ことを心がけます。アラフォーが正面切って戦うと同じ武器でも負けの確立のほうが高いので、「相手がほかのことに気を取られているところを横から刺す」ように意識しました。相手の動きをなるべく予測するようにも心がけ、勝てる確率の高い勝負になるように心がけます。

この自己反省会を1週間くらい続けたあと、現環境で評価の高い環境武器「N-ZAP85」に持ち替えたところ、すんなりとS+6の壁を越えます。

S+7
ーーー 壁 ーーー
S+8

最後の壁は「勝率安定の壁」でした。

S+7にはいけたものの、エースとしての立ち回りがまだまだ未熟でS+7~S+5を行ったり来たり。エース並みの活躍ができることもあれば、役立たずなこともあって波が激しかったんです。ただ、前と違うのは、キルもとれはじめ、ルール関与もできていること。

成長は実感できていたので、ここからは研鑽あるのみだと思って、環境武器を使い続けて腕を磨きます。同じ武器を使っている上位勢の動画を見まくり、同じような立ち回りを意識したり、練習したりしました。

また、勝率を安定するために功を奏した作戦がひとつあります。それは、「敵が警戒しないといけない場所を増やす」です。これは、相手からすると「え!? そこに敵いるの」と思うようなやっかいな場所に居座り続けて、相手の意識を割かせるのが狙い。

「その場にいる」「その場にいそうな気がする」ことが重要なので、技術力をそこまで必要とせず、地味ですが活躍できている感じがするので気に入っています。

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このような練習と意識改革を行なった結果、1ヶ月くらいでS+8に上がることができました。ここからは壁らしい壁はなく、一週間もかからずにウデマエXに昇格。むしろ、S+8やS+9は味方が強くすんなり勝てる試合が多かったので、「ボーナスステージかな?」と思うくらい苦労せず駆け上がれました。

以上が、アラフォー男が2000時間かけてスプラトゥーン2の最高峰「ウデマエX」に到達した話です。

話が少し横道に逸れますが、凡人のアラフォーがウデマエXになるために一番参考にしたのはジャンプSQ.で連載中の大人気マンガ『ワールドトリガー』の主人公の1人「三雲修」です。三雲修パイセン、そして、木虎藍パイセンは心の師匠として拝めています。ここで感謝を伝えさせてください。

ウデマエXになって嬉しかったこと

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ウデマエXになると、「ガチマッチの頂点に たどり着いたキミへ! ウデマエX への昇格おめでとう!」という表示が出ます。そして、ウデマエXだけに許されたポーズもとれるように。

はじめてこのポーズを取った時は「やっと、頂点に立てた」という達成感がドドドドっと押し寄せてきて「もう1回人生はじまったな」的な悟りの境地のような喜びがありました。その日はもちろん美味しいご飯を食べましたし、周りにもたくさん報告しました。

僕はウデマエXに到達できた9月1日を忘れないでしょうし、個人的な記念日として毎年お祝いしたい勢いです。

でも一番嬉しかったのは、周りの友だちたちの反応です。スプラトゥーン2を一緒に遊んでくれている友だちたちが喜んでくれたのは嬉しかったですし、感謝しかありません。特に、いつも練習を付き合ってくれるフリー素材モデルの大川さんは、「砂流さんは絶対ウデマエXになれますよ」といつも言ってくれていて、この言葉にめちゃくちゃ支えられました。

そして、スプラトゥーン2を遊んでいない友だちも、自分事のように喜んでくれたのが予想外で嬉しい出来事でした。何かをやり込むことって、やり込んでいるモノをよく知らなくても分かち合えるものなんだなぁ。

最後に。スプラトゥーン2は、どのモードも子どもから大人まで幅広く楽しめるゲームです。僕のようにウデマエXを目指さなくても楽しいですし、ここまで本気にならなくても大丈夫ですし、世界観だけでも魅了される魅力があります。

2022年には次回作の『スプラトゥーン3』発売が予告されていますし、今から3に備えて遊びはじめるのは全然アリですし、ゲームを持っている人はこの機会に復帰して欲しいなぁと思います。

僕はスプラトゥーンの3発売前にすべてのルールでガチエリアXを目指すのを次の目標にして引き続き楽しむので、ぜひゲーム内で対戦しましょー!

スプラトゥーン2
スプラ
ウデマエX
Nintendo Switch
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