Vログ

【モンハンライズ】大塚角満の“逆鱗ぶいっ!”第74回 風神と雷神(2)|連載

0

1635498000

2021/10/29 18:00

大塚角満

ゲームライター、逆鱗日和の作者

大塚角満による『モンスターハンターライズ』のプレイ日記! 『逆鱗日和』から幾星霜--。舞台をVジャンプレイに移して、『モンハンライズ』で出会った毒にも薬にもならない日記をここから発信します!

初遭遇時の思い出

 『モンスターハンター』シリーズで遊び始めてから17年--。

 そりゃあもうたくさんのモンスターたちと渡り合ってきた。

 なかでも、“巨大な存在”と相対したときのショックは17年前の無印『モンハン』のときも現在の『モンハンライズ』でもまったく変わらない。俺は、風車を見て衝撃のあまり突進してしまったドン・キホーテの如く、巨大なモンスターたちに対しては毎回隠しようのない恐怖と畏敬の念を感じて、そのたびにエッセイをしたためて『逆鱗日和』の中で発信してきたのである。

 『モンハン』における“初代巨大モンスター”は、誰がなんと言おうと“ラオシャンロン”だ。

 俺はこの、規格外の大きさを誇る超巨大龍のことを、2004年4月22日に記事にしている。

 初代『本日も逆鱗日和』に収録されている“巨大龍との遭遇”というエッセイの中から、印象的な部分を引用させてもらおう。

◆◆◆

 さて巨大龍とはどれくらいの大きさなのか。具体的に何メートルあるのかは定かではないが、確実に言えるのは“まあ巨大とは言ってもだいたいこんなものだろうナ”と想像したものの倍は大きいと思っていい、ということ。とにかくめったやたらとデカイ。でかいなんてもんじゃない。このラオシャンロンと比べると、大きい大きいと思っていたリオレウスやディアブロスがイャンクック程度の大きさに思えてくる。じつはこの表現でもまったく足りないくらいだ。
(中略)
 さっそく僕とWちゃんはふたりで、“巨大龍の侵攻”のクエストを受けた。当然ながら、ふたりっきりではクエストを遂行することはできない(と思う。僕ではなく、もうひとりも最強クラスのハンターなら可能なのかな……)。今回は下調べとして、エリアのどの地点で何を成し、特殊なアイテムはどう使えばいいのかをWちゃんに説明してもらうためにやってきたのだ。

 エリア1の地点から、Wちゃんは懇切丁寧にラオシャンロンの攻略方法を教えてくれた。しかしよくよく考えてみると、メディアの人間である僕が何も知らないで一般ユーザーのWちゃんにいろいろ教えてもらう、というのもヘンな話のような気がする。

 でも、それでいいのだ。

 オンラインゲームはリアルタイムに、ユーザーどうしが情報を補完しあえるゲームだ。それにこのゲームをプレイしているとき、僕はメディアの人間であるという自覚はほとんどない。なので知らないことは知らないと言うし、僕よりもあとからこのゲームをはじめた人にはできるかぎり協力してあげたいな、と思っている。なのでWちゃんの厚意にも存分に甘えることにしているのだ。
(中略)
 ひととおりの説明が終わった。あとは街に帰るだけだ。クエストをリタイアしてもいいのだが、「せっかくここまで来たんだからちょっと立ち向かってみようか」とWちゃんは言った。じつはラオシャンロンの姿を見たときから、どれほど強大な力を持つのかを試してみたくてたまらなかったのだ。このときの愛機、スパルタカスファイアには、キチンと強力な弾が詰め込まれている。いまの僕の力は、この巨大龍にどれほど通用するのか!?

 結果は、ヌカに釘というか暖簾に腕押しというか、柳に風というか雪に小便というか、とにかくまったく歯が立たなかった。僕が放つ弾丸は、蚊が刺したほどにもダメージを与えられなかったことだろう。僕は自分の無力さを痛感した。

◆◆◆

 なんか……さすが17年前のエッセイだけあって、文章が若くて爽やかだな!!!w いまはもう、どう身体の奥から絞り出そうと思っても、自分の一人称を、

 「ボク」

 なんて書けないわ……w ボクよりも俺、いやもしかしたら……“わし”と書くのが似合う歳になってしまったのかもしれないな……w

 そんな老ガンランサーが、あのときのラオシャンロンとはまるで違う、ある意味、じつに対照的な動きを見せる巨大モンスターと相対することになった。

 前回の日記に書いた通り、

 向かうは、百竜夜行--!

 つぎつぎと大型モンスターが迫りくる、お正月の福袋争奪戦を思わせるハチャメチャのワチャワチャな人混み(モンスターだけど)を露払いに、イブシマキヒコは現れるのだ。

※画像タップで拡大

 なので序盤はひたすら、村人たちの助力も借りながら大型モンスターたちを撃退していく。

※画像タップで拡大
※画像タップで拡大

 この攻防を何度か繰り返すうちに……!

 ついに砦に、

 「横綱土俵入り!!!」

 って感じで、イブシマキヒコの到来が告げられたのであった!!

※画像タップで拡大

 いやあああああ!!! なにされるかわからねえから、おっかねえええええ!!!><

 イブシマキヒコは、大きかった。

 先のラオシャンロンは、地に足をついてズンガズンガと進軍してきたので大きさの尺度……というかスケール感がわかりやすかったんだけど、このイブシマキヒコは、

※画像タップで拡大

 まるで飛行船のようにプカプカと空に浮き、しかも水中で戯れているかのようにグネグネと態勢を変えるので、どうにも大きさの全容がつかみにくかった。あえて例を出すなら、ヤマツカミのソレに近いものを感じるかな……。

 巨体をものともせずに空を泳ぐイブシマキヒコを恍惚と見つめていたら、ついつい声が漏れてしまったよ。

 「つかみどころのない、幻の飛行船……」

 巨大な生き物が持つ、独特な威厳と圧倒的な存在感--。

 思わず見惚れてしまいそうになるが、俺はこのモンスターを……撃退に来たのだ!! ポケーっとしている場合ではないのである!!

 というわけで、何をどうしていいかもわからぬまま、俺は必死になってイブシマキヒコから砦を守ろうとした。

※画像タップで拡大

 空に浮いているときは、徹底してバリスタや大砲による遠距離攻撃!!

※画像タップで拡大

 地に落ちたら、ここぞとばかりに接近して渾身の竜撃砲でもぶっ放してやるか!!!

 確実に、手応えはあった。

 あったんだけど……!

※画像タップで拡大

 「うおおおおおお!!! とんでもねえ攻撃をしてきやがる!!!!」

 イブシマキヒコも必死なのだろう。

 俺が抵抗すると、倍返しどころか5倍返しくらいの反撃を繰り出してくる。

 決死の消耗戦……。

 やっぱり、情報ゼロの初対決だと、どうしてもこっちが後手後手に回ってしまう……。

 結果、俺の抵抗虚しく……(((( ;゚Д゚)))

※画像タップで拡大

 「ぃやぁぁぁああああ!!!! くくく、クエスト失敗!!!>< この土壇場でついに、クエストでやらかしちまったよぉぉぉおおお!!!><」

 これが……イブシマキヒコと初めて会ったときの思い出です……w

 続く!

▼前回の記事はこちら▼

『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応

©CAPCOM CO., LTD. 2021 ALL RIGHTS RESERVED.

モンハン
モンスターハンターライズ
大塚角満
逆鱗ぶいっ!
連載

RECOMMEND オススメのVログ

COMMENT この記事に対するコメント

コメントはまだありません。

HOT VLOG いま人気のVログ

本サイトでは、Cookie識別子をサービスの運営・最適化・改善のため、
本サイトの利用状況およびサービス改善のための分析、
行動ターゲティング広告のために取得しています。
詳しくは、プライバシーガイドラインをお読みください。

以上に同意されるお客様は、
「同意してサイトを利用する」をクリックしてください。

Cookieの受取設定を変更する場合は、こちらをご覧ください。