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【モンハンライズ】大塚角満の“逆鱗ぶいっ!”第87回 天彗龍バルファルク(3)|連載

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2021/12/20 18:00

大塚角満

ゲームライター、逆鱗日和の作者

大塚角満による『モンスターハンターライズ』のプレイ日記! 『逆鱗日和』から幾星霜--。舞台をVジャンプレイに移して、『モンハンライズ』で出会った毒にも薬にもならない日記をここから発信します!

伝説のスラング、誕生秘話

 ハンターランク100の緊急クエスト“奇しき赫耀(くしきかくよう)”の続きであります。

 もうこのシリーズ3回目なんだけど、バルファルクとの激突について“逆鱗”を冠するプレイ日記で書くのは初めてなので、ついつい熱がこもっていろんなことを記したくなっちゃうんだよねぇ……! 遠き日の記憶を紐解きながら、彼の時代に書いた日記を引用なんかしつつ……(遠い目)。

 とくにバルファルクは、これまでに渡り合ってきたどのモンスターとも違う特異な雰囲気を纏いながらも、どこか懐かしく、どこか切ないイメージすら感じさせる存在なので、必死に立ち回っているさなかでも要所要所で、

 「このヒリヒリした感じ……どこかで経験したような……ッ!!」

 「こういうの……かつて見たことがある風景かも……ッ!!」

 なんて、記憶を呼び起こすトリガーとなるから不思議……。朝も夜も、仕事中も会議中も関係なくモンスターを追い回していた日々の風景が(それもどうかと思うが)、まるで走馬灯のように脳裏にひらめくのである。俺、ちぬの?

 そんな、ミステリアスでSFチックなバルファルクを追い、オトモガルクに身を預けて大社跡を疾走する。

 バルファルクはその飛行性能の高さもあってか、ある程度の攻防が終わると、

 バヒュンッッッ!!!!

 と消えるように飛び去ってしまうが、この『モンハンライズ』は“もっともモンスターを追跡しやすい『モンハン』”と(俺に)言われている通り、オトモガルクとともに追い掛ければたいしたタイムロスもなく発見することができる。

 このときも、もっとも奥まった大社跡のエリア11にバルファルクを追い込んで、徹底抗戦の構えを取った。

 すると……!

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 「ギャオオオオオオオオォォォ……ン!!!」

 どこか金属的な雄たけびを上げたバルファルク、怒りモードに突入!! こうなると、スピードがグンと上がることに加え、多彩な遠距離攻撃を乱発してくるのでかなり厄介になる。それでも、

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 老ガンランサーが『モンハン2(ドス)』の時代から得意とするフェイバリットホールド、必殺の“ガード突き”で、

 「ちょんちょこちょんwww」

 とバルファルクの顔を突きまくった。

 我ながら、

 「……ちょっとセコいかな?w」

 と思わなくもなかったが、水の小さな1滴も1000年続けば岩に穴を開けるが如く、気付けばバルファルクの顔はボロボロの部位破壊状態に!! 大きなダメージは入っていないのにヒドい肌荒れにさせられたバルファルクの目は、じつに悲しげで哀愁を誘った。速くて強いくせに、こういった北国の演歌的な雰囲気を纏っていることが、バルファルクの最大の魅力なんじゃないかと個人的に思っているのである。

 さらに!

 徹底したガード突きと、バルファルクがほんのちょっと攻撃の手を休める隙を狙って執拗に突っついたことにより……!!

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 「よっしゃ!!! 尻尾斬れたぁぁぁあああ!!!!」

 尻尾の切断に成功!!!

 当然、

 「尻尾は鮮度が命!!!」

 と叫んで駆け寄りたかったんだけど、さすがに怒り状態のバルファルクが暴れているところで剥ぎ取りを行うことはできず、

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 切断後5分ほど経過してからの回収となってしまった……。そのせいなのか、超希少素材を手に入れることは叶わず……w

 ちなみに、この“尻尾は鮮度が命”というモンハン界隈では有名なスラングは、俺が13年も前(!)に書いて拙著『本日もニャンと!逆鱗日和』に収録した“鮮度が命!”と題するコラムに端を発する。

 中込さん(通称・ゴメさん)という、昔から仲のいい芸能事務所の名物マネージャー(いまは経営者だけど!)がモンハン好きアイドルを連れてフラリと遊びに来たとき、『モンスターハンターポータブル 2nd』で協力プレイを始めたことがあったんだけど……そのとき、前述のフレーズが飛び出したのだ。

 ちょっとその部分だけ引用しよう。

◆◆◆

(前略)

 さあレウスだレウスだ。『モンスターハンター』の象徴だ。火竜の逆鱗は相変わらず激レア素材なうえに使用頻度が非常に高いので、ストックはたくさん持っておきたい。うきうきしながら出発の準備をしていると、さきほどよりもさらに目を光らせたゴメさんが妙なことを言い始めた。

 「ところで大塚さん、逆鱗にまつわるある仮説をご存じですか?」

 ん? 何を言い出すんだこの人は。でも、ちょっと興味深い。俺は「は?」という顔を作って話の続きを促した。するとゴメさんはマジメな顔のまま、衝撃的な言葉を放った。

 「“尻尾は鮮度が命”といいう仮説です。つまり、尻尾を切断したと思ったら間髪入れずに尻尾に取りついて剥ぎ取りをすると、逆鱗が出やすくなるんです!!」

 それを聞いて「あはははは!」と噴き出す俺。「ゴメさんそれ、都市伝説じゃないすか! それで出たら苦労しないですよ!(笑)」。

 しかしゴメさんは眉間にシワを寄せながら、「昨夜ボクは新鮮な尻尾から7回剥ぎ取りをして、3個の逆鱗をゲットしましたよ……」とニヒルに言い放った。とたんに笑うのをやめる俺。それがもしも本当だったら、とんでもない高確率である。

 さあこうしちゃいられない。俺は口からツバを撒き散らしながら、「マジっすか!! それはすごい!! 新鮮な尻尾を剥ぎに行きましょう!!」と怒鳴りまくった。

 そして始まった上位リオレウス討伐。時間が5分しかなかったので、俺とゴメさんはともに閃光玉とシビレ罠を使いまくって、アッと言う間に尻尾の切断に成功した。

 「さあ大塚さん!! 新鮮なうちに早くはやく!!」とゴメさん。

 俺も目を血走らせながら、「わああ!! 鮮度が落ちる!! 早くはやく!!」と、サバを釣ったばかりの釣り人のようなことを言いながらレウスの尻尾に取りついた。

 そして……。

 「わあああああ!! ホントに火竜の逆鱗が出たああ!!」

 驚愕の表情を浮かべながら飛び跳ねる俺を慈愛のこもった目で眺めながら、ゴメさんはうれしそうにこう言った。

 「ね。“尻尾は鮮度が命”なんですよ。わかっていただけましたか?」

 俺は子どものように目をキラキラさせながら首を縦に振りまくり、

 「わかりましたわかりました! やっぱり新鮮っていいですね! いやあうれしいなあ!!」

 と飛び跳ね続けた。

◆◆◆

 これが、スラングの根っこにあるエピソードであるw 皆さんもぜひ、ここで改めて、

 “尻尾は鮮度が命”

 を肝に銘じて、剥ぎ取りを行ってほしいw

 続くw

▼前回の記事はこちら▼

『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応

©CAPCOM CO., LTD. 2021 ALL RIGHTS RESERVED.

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