Vログ

【モンハンライズ】大塚角満の“逆鱗ぶいっ!”第88回 天彗龍バルファルク(4)|連載

0

1640163600

2021/12/22 18:00

大塚角満

ゲームライター、逆鱗日和の作者

大塚角満による『モンスターハンターライズ』のプレイ日記! 『逆鱗日和』から幾星霜--。舞台をVジャンプレイに移して、『モンハンライズ』で出会った毒にも薬にもならない日記をここから発信します!

水の偉人と

 ハンターランク100の緊急クエスト“奇しき赫耀(くしきかくよう)”も、いよいよ佳境を迎えた。

 ……そう書くと、

 「え??? 前回の日記、まだバルファルクの尻尾を斬ったところでしょ?? しかも、いつの間にか“尻尾は鮮度が命”って話にすり替わっているし……。まだ中盤戦だろうがwww」

 なんてつれないことを言う人が出てくるかもしれないが、書いている俺が「佳境だ」と断言しているのだから、佳境で間違いないのである。と言いつつ……今回も懐かしのコラムを引用して書かせてもらうけどなw

 さて。

 必殺の堅牢攻撃・ガード突き(笑)を駆使して、かの天彗龍・バルファルクの尻尾を切断するまでに至った老ガンランサー。

 バルファルクは、過去に登場したどのモンスターよりも飛行能力に長けている(と思う)が、それはきっと、あのステルス戦闘機を思わせる完成されたフォルムに寄るところが大きいと思うのだ。

 それが……! バランスを取るための重要部位と思しき尻尾を失ったとなったら……!!

 「もしかして、あの天空からの超滑空攻撃とか、できなくなったんじゃね!!?www」

 俺がそう歓喜したとて、誰に責めることができようか。いや誰にも責められない。

 ホラ、これまでの『モンハン』シリーズでも、部位破壊に成功したり、状態異常を起こすことでモンスターの何らかの攻撃を封じられる……って事例があったでしょう。

 たとえば……ディアブロスの両角をヘシ折ったことで突進後に壁に突き刺さらなくなり、

 「うひょ!!!w 角がなくなったら、壁に刺さらなくなった!!ww これで思う存分突進できるじゃねえか!!ww 俺は自由や!!ww」

 ってんで、フリーダムに暴れ回られて大いに困った……とか(困ってんじゃねえか)。

 なので、尻尾を失ったバルファルクは飛行姿勢が安定しなくなり、好きなように大空を飛び回ることができなくなるのでは……と想像したんだけど……!!

※画像タップで拡大

 ヒュン…………ッ!!!

 あ。バルファルク、真っ赤な彗星になって飛んでっちゃった。

 最近、リアル世界では大きな火球が落ちてくる様子が動画に捉えられることが増えてきているけど、バルファルクを相手にしていたら家の中にいてもそんな様子が見られるんだねぇ^^

 “もう滑空攻撃はしてこねえだろ”

 という先入観から、ホゲホゲと呆けて空を見上げる俺……。

 すると……。

 そそそ、そこに……!!!(((( ;゚Д゚)))

※画像タップで拡大

 「あ……。近…………」

 つぶやきそうになった、わずか0.02秒後……!!!!w

※画像タップで拡大

 どんがらがっしゃっしゃぁぁぁぁああん!!!!www

 いやああああああ!!!! バババ、バルファルク、めちゃくちゃ直撃したやーーーーーん!!!!>< どどど、どこが滑空不可能やねんッ!!!! だだだ、騙された!!!!>< 

 誰にも騙されていないが、思い込みはときに、取り返しのつかない惨事を招くことがあるので、こういった強大なモンスターを相手にするときは、

 “まずは、常識を疑え”

 を肝に銘じて立ち回ったほうがいいよ……(苦笑)。

 いやそれにしても、ボロボロに部位破壊をされつつも雄々しく空を飛び回り、いまのような特大の攻撃をくり出してくるバルファルクは、狩猟対象のモンスターながらやはり、尊敬と畏怖を覚えざるを得ない特別な存在だ。

 その……SFチックな神秘性と雄大さを目の当たりにすると、俺はどうしても12年前に出会った“あのモンスター”のことを思い出さずにはいられなくなるのである。

 2009年の秋--。

 俺は深い深い水の中でそのモンスターと対峙している。

 拙著『本日もただいま! 逆鱗日和』に収録されているエッセイ“対決! ナバルデウス その2”の中から、ちょっと文章を引用させてくれ。

◆◆◆

(前略)

 それにしても、このナバルデウスの神々しさときたらどうだ。

 まるで不可思議な宇宙空間に浮かぶ、白い宇宙船のようではないか。

 人は、やたらと大きな物体を前にすると意味なくひれ伏したくなる習性がある。たとえば富士山やピラミッド、大きなダムやシロナガスクジラ、そして故・ジャイアント馬場さんやラオシャンロンなど、自然物、人工物を問わずただ“大きい”というだけで圧倒されて、「おみそれしました!」という気分になるのである。

 そういう意味ではナバルデウスも、「ははーっ!」と平伏したくなるだけの条件は十分に備えている生物と言えた。

 ゆっくりと、優雅に泳ぐ様がまた人間離れしていて(当たり前だが)、どこか近寄りがたい雰囲気すら醸し出している。かのラオシャンロンとも違う神秘的なたたずまいは、ここが水の中だという棲息条件も大きく影響していると思えた。

 (宇宙空間のような海底を彷徨う巨人を、むやみやたらと傷つけてはいけないのではないか……?)

 ついつい、そんな思いにすら囚われてしまう。

 しかし、そこで俺は「はっ!」と我に返った。

 俺はハンターだ。

 ナバルデウスにお供え物をしにきたわけじゃねえ! こやつを撃退して、モガの村を守らなければいけないんだ!!

 「うおおおおおおし!!!」

 と気合を入れ直し、スパイラルランス改を構え直す俺。そのころにはナバルデウスと我が分身は海底遺跡のドン突きである決戦場になだれ込んでいた。

 さあ最終決戦だ!

◆◆◆

 いま改めて読み返してみると、俺はあの水中の大巨人に対して感じた畏怖の念と同じものをバルファルクに重ね合わせていたんだなぁ……痛感する。

 かたや、巨大な水棲モンスター。

 かたや、大空を翔る俊敏なモンスター。

 見た目も性質もまったく違うのに、胸に去来する想いが似通っているって……なんか、不思議でおもしろい。そんな、尊敬に値するバルファルクとも、いよいよ……!

※画像タップで拡大

 最終決戦だな!!

 次回、長く続いたバルファルク譚、完結!!

▼前回の記事はこちら▼

『モンスターハンターライズ』
発売日:2021年3月26日(金)
対応機種:Nintendo Switch
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
※インターネット通信プレイ、ローカル通信プレイ対応

©CAPCOM CO., LTD. 2021 ALL RIGHTS RESERVED.

モンハン
モンスターハンターライズ
大塚角満
逆鱗ぶいっ!
連載

RECOMMEND オススメのVログ

COMMENT この記事に対するコメント

コメントはまだありません。

HOT VLOG いま人気のVログ

本サイトでは、Cookie識別子をサービスの運営・最適化・改善のため、
本サイトの利用状況およびサービス改善のための分析、
行動ターゲティング広告のために取得しています。
詳しくは、プライバシーガイドラインをお読みください。

以上に同意されるお客様は、
「同意してサイトを利用する」をクリックしてください。

Cookieの受取設定を変更する場合は、こちらをご覧ください。