突然ですが、皆さんはCESという展示会をご存じでしょうか?
CES(シーイーエス)は、ラスベガスで50年以上開催されている世界最大級の家電とデジタル技術の展示会です。お正月明けに毎年ラスベガスで開催されています(2021年はオンライン開催)。
CESでは毎年、家電、ガジェット、車などなどさまざまなジャンルで、新製品のお披露目や新テクノロジーの発表などが行われます。
CES2022では、2,300社以上の企業が出展して(凄くないですか?)、人工知能(AI)、パソコン関連、VAやAR、自動車、デジタルヘルス、スマートホームなどの技術や製品を披露しました。今回は、その中で僕が気になった技術や製品を紹介します。
PlayStation VR2
まず紹介するのは、「PlayStation VR2」と「PlayStation VR2 Sense コントローラー」。実機のお披露目はなかったですが、正式名称が発表され注目を集めました。
PlayStation VR2の公表されている性能をざっくり紹介すると・・・・・・
・PlayStation 5(PS5)対応
・4K HDRディスプレイ
・片目あたり2000×2040の解像度
・110度の視野角
・有機ELディスプレイを採用
・PS5とUSB Type-Cケーブル1本で接続
・プレイヤーがゲーム内のアクションから受ける感覚を増幅させる「ヘッドセットフィードバック」機能搭載
など。
また、PlayStation VR2専用タイトルとして、大人気の『Horizon』シリーズから、『Horizon Call of the Mountain』も発表。発売日や価格などはまだ未定ですが、今から楽しみですよね。
BMW「iX Flow featuring E Ink」
次に紹介するのは未来を感じる車、BMW「iX Flow featuring E Ink」。この車は、電子ペーパーなどに使われている「E Ink」の技術を応用して、なんとボディーカラーが変化します!
▲変化する様子はこちらをご覧ください
BMW「iX Flow featuring E Ink」は徐々に色が変わっていく仕様です。その様子を動画でぜひみて欲しいのですが、それだけでなんか未来感というかわくわく感があると思います。
ファッションというかデザインとしての格好良さがありつつ、実用面では、暑い日は黒ではなくて白にすることで車内温度の上昇を防ぐ、といった使い方も想定されていそうです。とはいえ、こちらはコンセプトカーなのでいつ発売されるかは分かりません。
でも、こういう未来っぽくてこれまでありそうでなかったコンセプトの車が増えると面白いですよね。
Dell「XPS 13 Plus」
次に紹介するのはDellのパソコン「XPS 13 Plus」です。
XPSは、Dellのノートパソコンの中でフラッグシップな立ち位置のブランド。デザインにも性能にもこだわっており、一番最初にディスプレイの縁がめちゃくちゃ薄い「狭額縁」を採用したのもXPSです。
そんなXPSがまた新しい提案をしてきました。今回は、キーボード部分が「狭額縁」になりました。しかも、キーボードを極限までフラットにして、さらにタッチパッド部分もフラットになりました!
ガラス製のタッチパッドを搭載しているそうで、パームレスト(左右の手を置くところ)と完全に一体化されています。今もしご自身のノートパソコンがあれば見比べてみてください。思った以上にデザインが違うというか、XPS 13 Plusのすっきりさに気づくと思います。
これ、触ってみたくありませんか? キーボードとか、タッチパッドとかの使い勝手が気になりますよね。
XPS 13 Plusは性能面でも最新です。第12世代 Intel Core i シリーズをいち早く採用していて、有機ELパネルも選べます。XPS 13 Plusは2022年春に発売開始。日本で展開されるかはまだ未定ですが、日本に上陸したら絶対に触ります。
Razer「Project Sophia」
最後に紹介するのは、ゲームデバイスでお馴染みのRazerが発表した、モジュール式ゲーミングデスクコンセプト「Project Sophia」。
とりあえず、50秒のこの動画を観てもらってもいいですか?
なんというか、めちゃくちゃ使ってみたい気持ちにさせられませんか!? この気持ち、ゲーマーの方には共感してもらえると思うんですよ。
机を無駄に光らせてみたいし、ウェブカメラを無駄に動かしてみたいですよね!? 机でこんなわくわくしたのは初めてです。ただ、「Project Sophia」はコンセプトモデルのため、発売されるかは分かりません。触ってみたいので製品化されて欲しいなぁ。
まとめ
今回はCES2022から僕が気になったものを紹介しました。CESはその年にでる製品の発表から、コンセプトモデルの発表、新しい技術などわくわくするものがたくさん発表されます。
最近はオンラインで発表会の様子を見られることも増えたので、来年はぜひリアルタイムで楽しんでみてください。
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