◆忘れそうになっても。
持ってますか、「少年の心」。
真っ直ぐで、愚かしくて、疑いを知らぬような心。
もちろん、オトナになったら持ってられませんよねそんなもの。
世の中は分岐だらけで、玉虫色で、足の引っ張り合いですもんね。
でも、そんないつの間にか置いてきた「少年の心」をいつも目の前に持ってきてくれるのが、
僕にとってはいつも「少年ジャンプ」だなぁと思います。
正しいことを貫き、利口なやり方なんて模索せず、自分も仲間も信じ抜く。
「友情・努力・勝利」とは、まさに自分の中に芯をつくる言葉なのだなと思います。
◆忘れたくても。
でも、与えられて備えるような芯は、本当に価値があるのだろうか。
そんなことを考え出すのが、「中二心」と呼べるのかもしれません。
世の中は、どうやら自分の思い通りにならないらしい。
いくら自分が正しくても、チカラがなければ負けらしい。
結局、信じられるのは自分だけらしい。
オトナたちが行儀良く並び立てた芯をそのまま受け入れてたまるか。
いつかきっと、笑顔で裏切ってくるんだろ。
そんな風に「少年の心」がビシビシと刺激を受けて「中二心」に変質していくきっかけをくれたのも、
僕にとっては「少年ジャンプ」だったなぁと思います。
◆つまり。
お帰りなさい、久保帯人先生!(壮大な前フリ)
いやぁ多感な時期にビシビシと影響を与えてくれた久保先生の漫画がまた読めて、本当に嬉しいなぁと!
「少年の心」も「中二心」も、先生の作品のおかげでこんなに立派に育ちました!
本誌でくっきりと久保先生を意識したのは読み切りの『刻魔師 麗』でした。
どんな意味の言葉かも調べないようなキッズに「カ◯◯ー」という単語をリズムよく見せつけてくれたおかげで気に入っちゃって一連のセリフを食卓で暗唱してしまってものすごく怒られた思い出を作った作品です(もっといい思い出もあったはず、すぐには出てこないけど)。
以降『ZOMBIEPOWDER.』も本誌で全部読んで単行本も買い揃えて過去の読み切りも全部読ませていただいて、からの『BLEACH』でした。
連載当初は『ZOMBIEPOWDER.』よりもグッと陽気になった展開に一瞬戸惑ったものの、だからこそ読みやすく、そして久保先生の描くクリーチャーデザインとのアンバランスさでぐいぐいと引き込まれて行ったのを覚えています。
本当に久保先生の作品はいつも「少年の心」と「中二心」を両方とも目の前に掲げてくれるなと、
『BURN THE WITCH』を読んで思いました。
映画も本当に楽しみです。
◆他の感想も書きなさいよ。
ということで、またまた駆け足で感想をかいつまんで。
▼ONE PIECE
あ…アニキぃぃぃぃぃ!!
そんなダンディーなカッコ良さ…好きだぜ!!
▼ブラッククローバー
絶望は、大きいほど撃ち倒し甲斐があるってもんだろ!
強くなれ、アスタ!
▼ぼくたちは勉強ができない
白状しますとうるか派でしたが、ルートifは画期的な発明すぎてもう毎週身悶えております。
あすみも…早く幸せになって…!
▼AGRAVITY BOYS
クリスのカウンセリングでゲラゲラ笑ってしまいました(笑)
そう…それが配信沼…(※当方、VTuber大好きおじさんです)
▼タイムパラドクスゴーストライター
見せてもらおうか、伝えたいこととやらを!!
…どう収束していくのか、気にしています。
◆また長くなりました。
うーん、楽しいですねぇ…クセになりそうです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
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