【モンハンライズ】大塚角満の“逆鱗ぶいっ！”第123回　復讐のバルファルク（2）｜連載

なんで得意だと思ったのか

　『モンスターハンターライズ：サンブレイク』の発売までに、集会所★7のクエストはもちろん、イベントクエストもすべて制覇した“キレイな身体”になることを目指して奮闘していた、この冬の記録－－。

　その日、老ガンランサーが向かったのは、ヤツカダキとバルファルクという屈強な2頭を相手にする高難度クエスト“凶星、業火の地に降る”だったのだが、どちらのモンスターも｢得意すぎる！！　余裕過ぎる！！｣と大言壮語をぶっ放してやまない俺は、

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　クエスト開始から15分ほどで、ヤツカダキを捕獲！！　もちろん1オチも計上していないという“圧勝劇”でありました。

　さあ、残るはバルファルクだ。

　その動きも生態も、他の大型モンスターとは一線を画するバルファルクは、『モンハン』における強さのピラミッドでもかな～～～り上位に位置する“大物”である。

　しかし、過去にこの連載でも対バルファルクの模様は詳しくお伝えしたことがあるけど、俺の印象としてはこのモンスター……そうだなあ、リオレウスとかティガレックスくらいの、比較的御しやすいモンスターになるんじゃないかなぁ～と＾＾　それはイコール、ガンランスとの相性がいいってことになるかと思うんだけど、やっぱりそこはモンハン歴18年に及ぶ経験とか知見っていうの？？＾＾　そういうのもあって、強豪でならすバルファルクも俺には1歩及ばない、と。ま、そんな感じになっているんだよねえ＾＾＾＾

　……こんな、圧倒的な驕り高ぶりがあったためにその後の悲劇が引き寄せられた……と考えるのは、いまとなっては合点がいく。どんなに得意を思っているモンスターであっても、ちょっとでも狩り場の天秤が妙な傾きかたをしたら油断せずに対応しないといけなかったんだよなぁ……＞＜

　話を戻すけど、ヤツカダキを狩猟してすぐにバルファルクを追ったわけだが、その隙を狙っていたのは俺だけじゃなかったらしく……ｗ

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　神出鬼没の爆撃機、バゼルギウス緊急参戦！！ｗｗ

　フィールドの秩序を乱すことにかけては天下一品のバゼルギウスの背に乗らせてもらって、俺は多大な先制ダメージをバルファルクに負わせることができたのであった。

　が……！

　この機先を制する最初の一手が、さらに俺を油断させてしまいまして……((ﾟДﾟ；))

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　｢あれ？？｣

　なんで俺は……こんな燃えたぎる岩の上に寝そべっているんだろう……((ﾟДﾟ；))　もしかしてここ、有名な岩盤浴温泉だったりしたのかしら……((ﾟДﾟ；))

　って、そんなわけねぇぇぇえええ！！！　ちちち、ちんだ！！？　バルファルクに出会ってからわずか数分で、まるで恋に落ちるが如きスピードで落とされてしまったではないですか！！！（驚）

　いやあ、まさかバルファルクに一杯食わされるとはな……。このモンスターに1オチ喰らったの、いったいいつ以来のことだろう……。

　……たぶん、都合の悪い記憶は速攻で抹消しているだけで、わりと最近もボコられていたような気がしないでもない（苦笑）。

　とはいえ、バルファルクが優位に立っていられるのもここまでだ。

　ナゼなら、この1オチで油断は完全に消えたので、これ以上の失態を犯す確率は“ゼロ”になってしまったから！！

　｢うおおおおお！！！　もう許さねえ！！！｣

　怒り心頭に発した俺は、

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　復帰後すぐにバルファルクのもとに殺到してガンランスの切っ先を向けた。

　キサマのチャンスは、限りなく“無”だぞ。ここからは唸るガンランスの竜撃砲が、オマエの赤い翼を焼き尽くすのみッ！！！

　｢おりゃぁぁぁぁあああ！！！　どっせぇぇぇえええい！！！（怒）｣

　ところが。

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　｢あ。飛んだ！！　かっちょいいいい！！！　いまこそシャッターチャンス！！！ｗ　スクショ撮らないと！！ｗｗｗ｣

　いい感じにバルファルクが画角に収まるポジションを狙って、ジリジリと動いていたところ……ｗ

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　いやぁぁぁああああ！！！！ｗｗｗ　チクチク歩いていたら、なんかちんだぁぁぁあああ！！！ｗｗｗ

　や、やばい！！！　まさかバルファルクに2オチもさせられるとは！！！

　これは、ホントに想定外の出来事であった。しかも感覚的に、俺の攻撃は3回くらいしかバルファルクに当たっていないし（苦笑）。つまり、このバルファルクはほとんど新品なのである。

　｢い、いかん！！　これでは時間切れになっちゃうよ！！！｣

　俺、遅れを取り戻そうと一気呵成に攻め込もうとしたんだけど、すでに狩り場の天秤はバルファルクのほうに傾ききっていて……。